DTMと初音ミク

初音ミク」入荷しました、と、どこかの店の店頭に書いてありました。
あれじゃぁ、なんか違う意味に捉えられそうな。。。

DTMはかなり昔に流行ったもので、
簡単にいえば自分で音楽を作ることを楽しむもの。。かな
MIDI音源が爆発的(?)に売れ
YAMAHAのキーボードもそらー、売れたモンです。
しかしながら、所詮は音楽しかつくれない。
で、YAMAHAさん考えました。
音のYAMAHAというだけあって、人の声を音源する、、というより
自由に歌も作れるというものを開発。


初音ミク」はYAMAHAの新音源VOCALOID2をベースに
クリプトンが実際に人の声をいれて発売したものです。
藤田 咲さんの声らしいですが、正直よくわかりません^^;
イメージイラストが、いかにも狙った感があるもので・・
イラストの服装はシンセサイザーDX7。。凝ってるなぁ。


こういうのがでたら、DTM魂に再び火がついたのが
DTMの流行を知る年代。MIDI音源引っ張り出し
歌わせまくり、そのうち、ニコニコ動画へuploadが始まりました。
ま、今の時代の必然的な流れです。
音と歌がuploadされたら、イラストや3D動画師がPV風につくったり
アレンジ版がでたりと、人の創作意欲をどんどん広げていきました。


で、ついには、、いろいろ問題になっていますが
ドワンゴが、携帯向けに配信を開始。


問題になっているのはJASRAC登録というやつらしい。
JASRACに登録されたら最後、著作者ですらお金を徴収しにくる。
演奏も、歌詞も全部JASRACの物になってしまい
事実上、著作権は著作者からとりあげられて、JASRACのものになっている。
音楽が流行らない原因がここにある。
流行がすべてJASRACに阻害される。



話しを戻そう。
それでも、人の声というのは繊細で、決して実際に歌っている場合と
同等にはならない。
どんなにうまく作りこんでも、機械的に聞こえる。
人の歌、ひいては声すべてについて更なる研究がYAMAHA
他の企業でも進められていると思う。


技術の上に技術がどんどん積み重ねられる。
そうした創作意欲が、人の気持ちに揺さぶりを欠けているんだろうな
初音ミク」はその材料でしかないけど。


すごいよね、人の力って