2006-04-18 風惑う 詩 水面を走る風 石に当たり惑う。 人の心と同じ 私の気持ちは知らず。 夢の中にいた あの約束の人と 風の惑う川面に 石を投げたり。 遠く、遠く 風は吹き抜ける。 遠く遠く 草のにおいを運んで。 僕は夢を見る 風惑う草原で 誰と何を話すの? 会えない夢の人。